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非常に多い一般的な事件 〜破産手続だけで年間約25万人!
  実を言いますと、良きにつけ悪しきにつけ、当事務所でもかなり多くの個人の負債整理事件を抱えています。わたしの友人、先輩、後輩弁護士も、相当数の個人の負債整理事件を常時持っています。
年間破産者数が全国で約25万人になっています。破産以外の、個人再生、任意整理を含めた負債整理事件一切を合わせると、全国で100万人以上の方が負債整理をしているとみてもよいでしょう。
ですから、「自分だけこんなことになって恥ずかしい。」等と決して思わないでください。たくさんの方が借金の問題で悩んでみえるのです。
「ちょっと返済がキツイかな。」くらいに感じ始められた時点で弁護士にご相談ください。
どんな問題も、対応が早ければ早いほど、うまく行きます。
「なんだ、こんなに簡単にうまくやってもらえるならば、もっとたくさん借りて遊び尽くしてから先生のところにくれば良かった。」と言った依頼人がいました。申し訳ないけれど、その考えで行くとまた間違えます。またお金について学ぶことになります。今度はもっと恐ろしい学びになることでしょう。
うまい話などありません。
結果としてうまく行った例もあります。しかし、それはその依頼人の持って生まれたもの、その依頼人のそれまでの生きざまに神さまが微笑んでくれたのだとしか思えません。
借金整理の鉄則は、「早く弁護士に相談をすること」です。
借金で首が回らなくなるというのは、病気なのです。肉体の病気と同じです。
こじらせないうちに早く手当をするのが大事。
長引かせれば長引かせるほど、あなたの大切な人まで巻き込むことになります。大切な人を悲しませることになります。
 
 
 
 
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個人の人生観に関わる事件
  どんな事件も関わる人の人生観が反映されます。
しかし、中でも借金整理の事件に関しては、はっきりとその性格が洗われます。
「お金は大事にしてくれる人のところに集まる。」と言われます。まさにそのとおり。
借金整理の事件で相談に来られる個人の方は、例外無く、お金よりも他のものを大事にされました。
わたしの事務所では、病気のお子さんを抱えて、ご自身も病気で、治療のために多額の負債を負われたお母さんもいました。お金よりも大切なもの、命ですね。命のためにお金を借り、行き詰まりましたが、尊いことをされました。破産ということになりましたが、子供との生活のために全力を尽くされた結果ですから。ただ、今後は福祉に頼られるようにお勧めしました。また、お金のことも学ばれました。最後に裁判所に行った帰り、「とにかく、今後はどんなことがあっても借りないでがんばります。」と強く決意されてお別れしました。
その他の方はどうでしょうか。
連帯保証人になって欲しいと親類から頼まれて、よくその意味も考えずに、お金よりも見栄やメンツを大事にされて連帯保証人になった方。
お金よりも快適な住居、
ブランド物やギャンブルの刺激の方を大事にされた方。
美容の満足や海外旅行の快楽をお金よりも大事にされた方。
 
 
 
 
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手続選択の目安
  可処分所得(つまり自由になるお金がどれくらいあるか)の額が問題です。
可処分所得額の枠内に収まっていれば問題ないわけです。この点は、世帯収入額に応じて違いますので、具体的にはご相談の上で手続選択することになります。
ただ、目安で申し上げますと、残債務額を均等に毎月分割返済して5年以内(3年以内が理想)で完済できる見込みがある場合には、任意整理でできます。
この見込みが無い場合で持ち家を守りたいならば、民事再生です。残債務を8割から9割までカットすることも可能で、しかも残りの1割から2割を3年から5年で分割返済すればよいのですから、凄い制度ですね。
また、持ち家がなくて、銀行その他金融機関にお勤めでないならば(金融機関、警備会社勤務だと破産すると退職しなければなりません)、破産して出直しをされることが早道と思われます。
 
 
 
 
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